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大正時代、民藝運動で謳われた「用の美」は生命の内側にある本質的な部分から来ているのではないかと考察する。必要に応じて進化を遂げてきた生命はある日、足りない部分を補うように物理的な道具を生み出した。それらは生命の一部分と比喩する事が出来、「用の美」から醸し出される美しさは生命そのものと言える。道具として生まれたカトラリーは今、アーティストの手によりジュエリーへと再定義され、二つの「用」が交差し身体を装飾する。
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