riku shinagawa

装飾の意味は原始的美意識による物で、その美意識は人類が培ってきた文化、文献、歩みの中に存在しており、そこに自身の経験と情景が溶け合う時、現代のジュエリーは生まれます。

大正時代、民藝運動で謳われた「用の美」からは、生命の内側にある本質的な部分が連想されます。必要に応じて進化を遂げてきた生命はある日、足りない部分を補うように自らの手で物理的な道具を生み出してきました。それらの手仕事から生み出される物達は生命の一部分と比喩する事が出来、「用の美」から醸し出される美しさは生命そのものを映し出す事象です。